喉が痛い。違和感がある。

誰にでも一度くらいは身に覚えがあるのではないでしょうか。特に空気の乾燥した冬の季節などには、朝起きたら喉が痛くなっていた、なんてこともあります。

「喉」とは、咽頭から喉頭までをさして一般的にそう呼ばれています。喉の表面は粘膜に覆われており、非常に繊細に出来ています。吸い込んだ外気に直接触れる器官であるため、目や鼻と並んで、外的ダメージを受けやすいのも特徴です。

喉の痛みの原因で最も多いのは、風邪による喉粘膜の炎症と言われています。少々痛むくらいなら普段の生活に支障がありませんね。日常ありふれた症状のため、安易に対処してしまいがちです。でもその喉の痛み、本当に風邪のせいでしょうか?

喉が痛くなる原因は多種多様です。痛み方も、チリチリとした感じや、ズンと重い感じなどいろいろです。ウィルスや細菌が原因のこともあれば、声の出し過ぎ、たばこの煙や刺激性のガスなどでも喉に炎症や痛みが起ります。空気の乾燥や花粉、精神的ストレスでも喉の痛みを訴える人がいます。ほとんどの場合、うがいをしたり薬を飲んだり、安静にするなどしてきちんと対処すれば、大抵数日もすれば痛みは引いてきます。喉の炎症も徐々におさまってくるでしょう。

ですが、ずっと薬を飲んでいるにも関わらず、痛みや違和感がなくならないときは注意が必要です。呼吸器以外の器官の病気や、怖いところではガンや、HIV感染症でも喉の痛みを感じることがあります。「変だな」と思いつつ放っておくと、我慢できない痛みや身体への新たな症状が現れてきて、慌てて病院へ行くも時すでに遅し、ということにもなりかねません。喉の痛みというのは、身体に起っている異変を知らせてくれる大事なサインの一つなのです。

何が原因でどこがどんな風に痛いのか、それによって対処法や治療法も変わってきます。喉の痛みの原因を知り、まずはそうならないための予防、そして早い段階での適切な治療が大切です。